気になった時が学び時
クッキー型の小文字ピース。
かわいいですよね。英語教材サイトで一目ぼれで教室のアクセントとしてもいいと思って購入しました。
教室に新しいものが増えると気になりますよね。そこでいろんな形で使っています。特に年中・年長クラスで活躍中です。
単語の早押しクイズのポイントとしてまずは適当に渡していました。すると、「これはCだよ。」という子もいて、そのきっかけを利用して「小文字っていうんだよ、今みんながレッスンで勉強してるのは大文字だよ。」と話し始めると、子供たちの方から「じゃあ、これはなに?」と大文字とは違う形の文字に興味を持ち始めました。そこでポイントとして集めたものをアルファベットソングの後に大文字ポスターの上に自分が思うところに置いてみることにしました。「好きなところにおいてみて~。まだHirokoはまだ教えてないから、間違っても平気だよ。やってみてみんなで考えてみよう!」と。
これがとても成功しました!! 小文字は実はコースにもよりますが小学1年生の途中から導入していくことが多いです。そして中には2年生になる前までにゆっくり習得する子や、2年生でもちょっと苦労する子もいます。そしてそのころに覚えていないとちょっと苦労することも出てきます。だんだん英語がいやになってきてしまいます。でも、この幼児クラスのように「なに?なんで?」と思った時が一番覚えどきです。楽しく、しかも確実に覚えていきます。しかも、「aはこうやって書きます。」と教えたわけでなく、自由に考えてみようといったせいで「こことここの形が似てるから、これじゃない?」と子供なりに理由と共に考えて覚えるきっかけも自分たちで作っています。これは私が強制的に教えるよりもはるかに効率がいいです。それに、「教えていないから・・・・。」と言ったおかげで、間違えても泣かなくてもすむようになりました。間違えることにすごく恐怖をもつ子たちが多いと思うこの頃、クイズやゲームが終わった後のフォローに時間がかかることもありました。間違っても、「あ、まちがえちゃった。そっか、これか~。」と済ませられるようになってくるきっかけになるといいなと思います。
小文字のすべてでなくともいくつかでも幼児のうちに形だけでも楽しく学んでいけたら、残りもそんなに負担なく覚えないといけない時にまなべると思います。
新しいことを知るのは楽しいとか、自分で覚え方を考えるのは面白い! と感じられる子になってほしいなと思いながらレッスンしています。
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