英語を話せる と 英語を話すことができる と 英語を話す

 英語を学生時代に勉強されたことがある大人の方は、「言語の仕組み」を英語の勉強を通して気が付かれたであろうと思います。例えば、昨日のことを話すときは「昨日ピザを食べるよ。」ではなく、「昨日ピザを食べたよ。」のように、過去形にしていること。日本語が母語であるが故、ごく自然に語尾を変形していて動詞が過去形に変化していることに気が付いていない子供たちが多いです。英語を勉強することで日本語も勉強することになります。英語を勉強するって奥深いな~といつも思うのです。


語尾の変化をもう少し掘り下げると、助動詞のcanが出てくると、日本語語尾問題が発生します。英語では動詞(正確には動詞の原形)の前にcanを置くだけでいいのですが、日本語は二通りの変化の仕方ができます。タイトルの通りです。これに三単現も加わってくるとこのあたりで、ちんぷんかんぷんになってくる子が出てきます。。


Hiroko eats green pepper.       ヒロコはピーマンを食べます。

Hiroko can eat green pepper.  ヒロコはピーマンを食べることができます、食べれます、

                       食べられます。


canを使った文を訳すと3通りは行けると思います。ここでいつものセリフ。「ね?、日本語の方が難しいでしょ?外国の人が日本語を勉強しようと思ったらこんなに何通りも覚えないといけないんだよ。英語はこの一通りだけ。」と、こんなに難しい言語を自然に操れる君たちは偉いんだ、英語もすぐに上達するよ、っと励ますのでした。


こんな風に日本語もよくわかっていないと、中学生がテスト後によく言う「凡ミスしちゃった。」につながるのだと思います。英語を勉強しながら日本語の勉強にもつながるって考えるだけでわくわくしてしまうのは私だけですか?言語の仕組みがわかってくるとほかの言語を学ぶコツにもつながると思います。ほら、さらにわくわくしてきた! こんな調子で韓国語も勉強したりしてます。


話がそれましたが、戻しますと、レッスンではその他にも言葉を名詞、動詞、形容詞、副詞にも分類することもすこーしずつやっています。これがわかっているのと、そうでないのでは今後の英語の理解度が変わってきます。こちらの指導は児童英語授業研究講座「がめ研」という講座に参加して得た知識です。小学生には難しいと思っていましたが、やれなくない! こうやって表面上の英語(テスト向け)だけを勉強するのではなく、日本語と対比し想像力を使って場面をイメージし自分の言葉として取り込んでいく。そういう指導を心がけています。 


 ちなみに「がめ研」は数年前から「どうしたらもっと効果的に教えられるかな~」と悩んでいたころにであったキーワード「文法九九」から、とある奈良のすごい先輩講師に出会い紹介してもらいました。定期的にがめ研講座に参加し、エッセンスをレッスンに取り入れています。

                                     

ECCジュニア・BS春日井田楽教室

愛知県春日井市で2010年度より開講しています、講師のヒロコです。ECCジュニア春日井田楽教室では、『わくわく』をキーワードにレッスンをしています。英語学習を通して、自主性や、主体性を身につけられるよう、レッスンを工夫しています。体験レッスンは常時受付中です。尚、このサイトの運営は春日井田楽教室の講師によるものであり、(株)ECCによるものではありません

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